秋本奈緒美(俳優) ・2023年は赤いドレスを着て
1963年生まれ、長野県松本市出身。 1982年短大在学中にジャズシンガーとしてデビューしました。 翌年民放の深夜番組『オールナイトフジ』の司会を担当し、女子大生ブームの先駆けとなりました。 その後俳優として活動し、テレビ、、映画、舞台に出演しています。
テレビの司会は当時は男性とかアナウンサーとかが中心でやっていました。 鳥越マキさんと共に司会を担当することになりました。 生放送で終了時間未定と毎回出ていました。 番組と共に成長してゆきました。 いろいろなコーナーが出来てきて沢山の女子大生が出ました。 鶴太郎さんはレギュラーで出ていまして、良い具合にほぐしてくれました。 とんねるずも途中からレギュラーでご一緒しました。 当時20歳でした。 19歳でジャズシンガーとして歌手デビューしています。(1982年) デビューした時に3枚のアルバムをだしました。 常に4,5人のマネージャーがついていて、外と触れ合う事が全くなかったです。 このまま何年続くのだろうかという思いはありました。 自分の気持ちを整理しようと思って、立ち止まってみて、やっぱり歌が好きだとか、御芝居してみたいという事が明確になりました。 歌の仕事をしていたので俳優の仕事についてはずーと断っていましたが、25歳の時に俳優を志し、遅いと言われたが一から始めました。(歌手活動はストップ)
歌とは違う表現で楽しかったです。 良かったと思うのは、当時は現場で教えてもらえる時間があり有難かったです。 初舞台は32,3歳でした。 舞台は好きです。松本での「空中キャバレー」は、サーカス、音楽、演劇の要素を取り入れたパフォーマンスで構成・演出を
1月26日から「ダッドシューズ」という舞台があります。 ダンスパフォーマンスが圧巻です。 舞台はコメディーが多いです。 20年前に共演した16歳年下の俳優・原田篤と再婚しました。 還暦を迎えます。 歌手活動は40代半ばからまた始めて、やはり歌う事は好きです。 舞台も好きですし、歌と融合したものが出来ればいいと思っています。 私の周りは元気な役者さんばっかりで、生き生きと過ごしています。 私は良い時代を体験してきたと思います。 先輩たちは、どこかに何とかなるだろう、とかやっちゃえみたいなのがどこかにあるのかなあと思います。 背中を見て行けるという事は有難いことです。