2019年1月27日日曜日

奥田佳道 (音楽評論家)         ・【クラシックの遺伝子】

奥田佳道 (音楽評論家)         ・【クラシックの遺伝子】
2019年はヘルベルト・フォン・カラヤンが亡くなって30年(1989年ベルリンの壁が崩壊した年。)
「天国と地獄」  ジャック・オッフェンバックが生誕200年。
「ウィンナ・オペレッタ(ドイツ語版)の父」 フランツ・フォン・スッペ 生誕200年。

*歌劇「フィガロの結婚」から序曲 作曲 モーツアルト
 プラハで大喝さいを受ける。

今日のテーマはモーツアルトです。
1756年1月27日 生れで、今日が誕生日です。(生きていれば263歳)

*歌劇「フィガロの結婚」から「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」
 計算ずくでポップスの様にモーツアルトの音楽の新しさを際立たせた演奏。

*「ドン・ジョヴァンニ」 第二幕から「食事の用意は出来た」
 
モーツアルトの父親(レオポルト・モーツァルト)が生誕300年です。(1719年11月14日 生れ)
有名なヴァイオリンの先生で厳しい先生だった。
息子の才能を見出し、貴族などに売り込むために一緒に旅をしている。
作曲家でもあった。

*「カッサシオン」から第三楽章アレグロ  作曲レオポルト・モーツァルト
 世界的に有名な『おもちゃの交響曲』
 1992年にオーストリアのチロル州の修道院で『おもちゃの交響曲』を書きうつした楽譜が見つかった。
エトムント・アンゲラーという名前が書いてあった。
エトムント・アンゲラーの書いた作品がとても人気があったので、いろんな作曲家が自分の曲の中にすこしずつ取り入れたのではないかというのが最近の研究で、ただエトムント・アンゲラーの曲と決まった訳でも無くて、レオポルト・モーツァルトでいいんではないかという声がある事も事実です

モーツアルトの時代、オスマントルコの軍楽隊の響きがウイーンで流行り始めます。
*ピアノソナタ:第11番 第三楽章 「トルコ行進曲」

ウインナ・ワルツはモーツアルトの時代にはない。
シューベルト、ショパンの時代に流行って来る。
ヨーゼフ・ランナーはウィンナ・ワルツの様式を確立させたため、「ワルツの始祖」と呼ばれる。
「モーツアルティアン」という曲がある。
*「モーツアルティアン」のウインナ・ワルツの部分。
 
*「アヴェ・ヴェルム・コルプス」