ダニエル・カール(タレント) ・講演
1960年アメリカカルフォルニア州生まれ。 高校、大学時代に日本に留学、卒業後山形県で英語指導主事助手を務めました。 やがて山形弁を交えたユニークなトークでタレントとしても活躍、現在も美味しい山形大使、嫁探しのおしょうしな観光大使も務めています。 「おしょうしな」は山形のお国言葉「ありがとう」という意味緒です。 山形とのかかわりや今も大切にしている思いなどを伺いました。
コロナ禍で、40数年振りに髭を生やしてみたら真っ白になりました。 子供たちにサンタさんだと言われました。 ちょっと小さくして手入れをしたら、カーネル・サンダース(ケンタッキーフライドチキン(KFC)の創業者。)と言われました。 しばらくこれで行きます。 女房は高畠町の青葉町の長屋で生まれ、10歳まで高畠で暮らし、その後米沢に移って、英語の先生になって俺と知り合って現在に至ります。(姉さん女房) 山形に来たのは大学卒業してすぐでした。 英語指導主事助手としてきました。 高校時代は1年間奈良県に留学し柔道、日本の文化、奈良勉弁も勉強しました。 大学2年の時にも日本に留学しました。 大阪の関西外国語大学で大阪弁もちょっと覚えました。 その後京都の嵐山のお寺にお世話になり京都弁も覚えました。 佐渡にも行って北陸弁も覚えなければいけませんでした。 山形に来たら、改めてゼロから勉強し直すしかないと思いました。
山形弁の「ん」という特徴、「ん」で始まる単語が沢山あります。 「んだ」という言葉があらゆる方向から聞こえてきました。 説明されたのが「ん」と「だ」の二つの単語からできていると言われました。 「だ」=「です」という意味、「ん」=相槌を打つ時に「うん」というがそれに近いもの、「そう」という意味に近い。 標準語に訳すと「そうですよ」となる。 反対言葉が「んね」と言います。 「ん」を真ん中に持ってくるのもある。 「まんず最初」「めんずらしい」「すんばらしい」 ぶどうを「ぶんど」 これらが山形弁の玄関口でした。 標準語を勉強したことはない。
山形に最初きたのが昭和56年です。 山形県では初めての英語指導主事助手でした。 山形の中学、高校を全部平等に回った方がいいと言われました。 全部で210校ありました。 毎日大変でしたが、楽しかった。 外国人が珍しく校庭を歩いていると全員が窓際に来て大騒ぎするんです。 英語で生徒が挨拶をするんですが、毎日の始まりが「ヘイ、ジス イズ ア ペン」でした。 当時の英語の教科書の最初はいつも「This is a pen.」でした。 もっと実用的な英語にした方がいいと文部省に言いましたが、やっと変わったのが平成20年で「This is a pen.」がなくなりました。 スタートはいつからなのかを調べたら、明治20年からのスタートでした。
もっと、お国自慢をしてもいいんじゃないでしょうか。 山形は「フルーツ王国」です。 「漬物王国」でもあります。 さくらんぼ漬けもあります。 「山菜王国」でもあります。 温泉も多い。 自慢心を持つという事は大事なことだと思います。 「謙遜」という日本の美徳があります。 「謙遜」を使いすぎると、何も自慢が出来なくなってしまう。 「自慢」と「謙遜」をバランスよく使った方がいい。 自慢話をする方が楽しい。 聞いている方は自慢話をし過ぎると、聞いている方は飽きてしまう。 日本の交通網は素晴らしいと思います。 外国人は発車時刻の正確さには吃驚しています。 日本の水道水安全で美味い。