2012年7月21日土曜日

石井裕子(ケアリングクラウン)      ・生きる力を引き出すケアリングクラウン活動記

 石井裕子(ケアリングクラウン63歳)  生きる力を引き出すケアリングクラウン活動記  
ピエロの衣装で病院を訪ねて入院中の子供達と遊ぶボランティアの人達の事(クリニクラウン)  
老人ホームや障害者施設などで幅広く活動するのがケアリングクラウン
夫と友人夫婦 4人で作ったケアリングクラウン グループとんちゃん一座 の代表 その活動は国内だけでなく海外にも広がります
ケアリングクラウンの取り組をお聞きしました

赤い鼻をつけ「トンちゃん」の愛称で親しまれる石井さんが「ケアリングクラウン トンちゃん一座」を結成したのは10年前
衣装はピエロの衣装とは若干違って,じみ 人が落ち込んだりしている人のところに行ってその人が持っている力を引き出す為のお手伝いをするのがケアリングクラウンと思っています   
「とんちゃん」 というニックネームがついていたのでその様に即座に決めました  
人との巡り合いとか 自分の知らなかったことを知った事によって これって私の周りに悩んでいる人達に少しでも元気が出るようにと思って 3人の子供が 世話を焼く必要が無くなったのを機にたまたまケアリングクラウンに目覚めた 
 
地域福祉のことは 民生児童委員は15年間させてもらった  
ケアリングクラウンを見たのはTVの衛星放送  その後研修にいって世話役を頼まれた 
広島を選ぶ  兄がレストランを経営していてそこで食べればみんなが喜ぶと思ってそこに決めたが 兄が面白い人がいると紹介してくれた 
障害者を招いてのハロウインパーティーもどきをして そこに招待された  
あれってTVで見たものに似ていると思って始めた 
アメリカに5回行って大学でおこなわれていた初級コース 中級コースを受ける
皿回し お手玉 身体を動かすこと パフォーマンス マジック  自分の顔に合ったメーク  
全部自分で手作りで衣装も作る 

ヨーロッパにも勉強に行く  研修を受けたりして知り合いになる  
パッチアダムス に2001年に東京で研修を受ける
自分の信念をこつこつと貫いてゆく姿勢をパッチアダムスから学んだ 
最初の活動は 子育て講座に行ったら子供に泣かれた  
この子供達がどのように変わってゆくかがテーマ  
遊んでいる間に泣く事よりも遊ぶことが段々大好きに成って遊ぶ ルールを教える      
最初は私一人でやっていたが、友人が荷物を持ってくれて、アメリカの講座に誘って 一緒に活動するようになった 
手が欲しくなり 夫に助けを頼んだ   友人のご主人も巻き込んでしまった  
現在4人で活動している

自分達の人生のよりよい人生を送ってゆく 自分達の為にもなっている  
最初幼稚園 老人ホーム 病院の方にも話してサーカスのような衣装で病院に入った  
車椅子の人と話をして会えてうれしくて泣いてくれた 
周りは理解できなくてあわてたが理由を説明したら理解してくれた
音楽はいい バルーンを作って持ってゆく 組み立てていろいろなものを作る  タコとか プロセスの中でいろいろなものになってゆく  アンパンマンになる
デイケアーセンター 年明けに獅子舞いの獅子が頭を噛む格好をすると いい事があると言うのでみんながやってほしいと賑わう。
心の中に眠っている自分の生きる力を色んな事をしてコミュニケーションを取ることによってその人がもともと持っていることをだしてくれるのではないかと思う

いろんな人がいるので身近で出合う人達との係わりの中からいろんな人たちとの出合う訓練になっていくんじゃないかなあと思います
だから身近な人達との生活を大事にしたいなあと思います
夢 沢山の人と出会って沢山友達を作って にこにこと最後を迎えたいと思います