2011年11月28日月曜日

天野祐吉          ・隠居大学(竹本 住大夫)

天野祐吉                            隠居大学(竹本 住大夫  
義太夫節の太夫
1989年、重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定
寄席、芝居、映画等に小学校を早引きして良く行ってた
「ええ格好したらあかん」  
「上手ぶってやるな」  
昔は厳しい批評をしていたが、今は当たり障りの無い批評が多い
「貧乏に負けたらあきまへんで」 若いうちは貧乏した方がいいと思う  
「なおに なおなお」 
浄瑠璃は大阪弁  
最後は人間性 中身がもろに出てくる 
 
音に対して日本人は感受性が強い (鐘の音(ね) 虫の音(ね))
裏声が裏声として判るようでは駄目 
五線譜で浄瑠璃は出来ない 聞いて覚える  節が決まっている 演目に対して応用する
忠臣蔵 菅原伝二 吉野千本桜・・・三大名作
言葉は大事にしなくてはいけない  知らぬ顔の半兵衛 ごりょうさん・・・聞かなくなった  
高齢者向けの番組もNHKは作ってほしい  
これからの文楽が心配  これからは新作をやらねばいけないと思う
太夫はなかなか人がいない(新しい弟子)  習い事はとことん食いついていかないといけない
花柳界が盛んになると浄瑠璃等も盛んになる