奥田佳道(音楽評論家) ・〔クラシックの遺伝子〕
*パガニーニによる大練習曲から 第3曲「ラ・カンパネッラ」 作曲:リスト ピアノ曲としては最も有名な曲の一つ。 オリジナルはヴァイオリンの曲です。 ニコロ・パガニーニのヴァイオリン協奏曲第2番第3楽章のロンド『ラ・カンパネラ』の主題を編曲して書かれた。
華やかなテクニック、音楽性を持つ音楽家。 名人芸の系譜と題しておおくりした。
*パガニーニによる大練習曲から 「第3曲「ラ・カンパネッラ」のクライマックスの部分 作曲:リスト
*ヴァイオリン協奏曲第2番第3楽章 ロンド 作曲:ニコロ・パガニーニ 「ラ・カンパネッラ」の原曲
パガニーニの超絶技巧に感銘を受けた作曲家シューベルトとヨハンシュトラウスの父です。1828年(ベートーベンが亡くなった翌年)にウイーンでパガニーニは今のヴァイオリンを弾いてセンセーションを巻き起こします。
*パガニーニ風のワルツ 作曲:ヨハンシュトラウスの父(パガニーニの超絶技巧をワルツにならないかと考えた。)
*無伴奏ヴァイオリンのための24の奇想曲 第9番ホ短調『狩(La caccia)』作曲:パガニーニ 超絶技巧の曲
シューベルトはパガニーニの曲を聴いて日記に「天使の歌を聞いた。」と書いている。
*魔笛から「夜の女王のアリア」 作曲:モーツアルト モーツアルトが歌に託した超絶技巧。
*「連隊の娘」 作曲:ガエターノ・ドニゼッティ 第一幕 トニオは「これでマリーと一緒にいられる」との喜びを爆発させる。 「ああ!友よ、何とめでたい日々だろう」を歌う。 テノールに超絶技巧が織り込まれている。
*無伴奏ヴァイオリンのための24の奇想曲 「第24番 イ短調」 作曲:ニコロ・パガニーニ 映画『パガニーニ愛と狂気のヴァイオリニスト』 のオリジナルサウンドトラックから、デイヴィッド・ギャレットのバイオリン 本曲集の終曲であり、非常に有名な作品。