宮田さんという方が国際歯科医学教育支援機構を立ち上げる
ラオスに行く人がいないので 助けてくれないかと ちょうどフィリピンに行っている時にそいう話が有った
フィリピンではゲリラが出始め人質に取るような事が起こって来てストップが掛りフィリピンからラオスに移った
10数年になる ラオスは凄く人が優しいのと 穏やかというか 心が疲れない
ニューヨークタイムスが世界で一番行ってみたい国はとの問いにラオスが一番
ヨーロッパの人が多い 国民性として控えめ アピールする方ではない
老後はラオスに住みたいと思っている
口は生きる原点 現地の歯医者さんに教える
健康増進の為 熱心で輝いた目で聞いてくれる
路地栽培で有機栽培 なので野菜が堅い 良く噛まないと駄目
ある程度現場で働いて疑問が出てきてそれに対して検討、話し合いをする
治療して 歯が噛めますね はい さよなら がラオスにおける従来の歯医者の対応だが そうではなく噛めるようになってどのように健康になったかをチェックし、出来ればデータで知らせる
唾液を検査すれば 若がえり というか 老化が停滞する
俗にいえば錆び付いてしまうのを防ぐ
野菜が新鮮でしっかり噛む 30秒以上噛むと脳にもいい刺激がある
自律神経にいい刺激があることが大体つかめてきた
日本では平均7回噛むのが平均的多い(小学校~大学) ラオスの場合は噛む回数が多い
米も焚くが堅い もち米を良く食べる 種類もタイよりも多い
ラオスは海の無い国 インドネシア半島の真ん中 北は中国 東はベトナム 西がタイ 北西がミャンマー 南がカンボジア 国境がメコン川
新井さん「ラオスの豊かさと貧しさ」出版 4年間農業指導に行かれた方
一緒にきのこ たけのこ を取りに行った
われわれならば明日の分まで取ってとか、近所の分までとか思うが、ラオスでは今日の家族の分だけしか取らない
明日は明日取ればいいと 乱獲はしない
蛋白源は不足しているので身長は小さい 最近10年で輸入等有 ちょっと変わってきた
子供たちは噛む力が弱って来た
これからは地域のコミュニケーションセンターを拠点に一般大衆の知識の向上、健康増進情報センターを作り掛っている
来年からモデル候補を作る 日本のボランティアが沢山小学校を寄付している
私の知っている友人なんかは21校寄付している
一人1年間で1万円で学校にいける 学校にいけない子が沢山いる 30%程度
歯医者だけを相手にしていただけでは 生活が判らないので 一般の人との接触をして現地でやれる事をお手伝いする
虫歯もあるがお金がないので一般的に治療できない
堅いものが食べられなくなるので 長い時間の間には身体は小さいし抵抗力が無くなる傾向がある
田舎の生活レベルは昭和23年前後の時代と同じ 電気が来ていない地域が30% 水道も来ていない 雨水をためて沸騰させて飲む
何とかしてあげたいと思う
歯磨きの仕方を教えればそこそこ出来るが食べ方とか食べる物の方が影響力は大きいと思っている
甘いものが少なく野菜が新鮮 果物が多いので 比較的虫歯には成りにくい
医学部の教授と歯学部の教授と栄養学の教授をやって来た 雑学が集大成でやってきている
生きることの原点は口から始まって それの影響力は入り口から出口まで考えると 当然うんこの話も出てくる 有名な先生が沢山いるので共同研究をやって、情報交換しているので栄養力があることが判って来る
歯を大事にすることによって健康寿命が延びて非常に健康なライフスタイルを過ごせる 訳ですね おっぱいの吸う力の測定から始まって 母乳と人口ミルクとの違い 排気ガス 水の問題 空気の問題 食べ物 生活必需品ですよね カテゴリーに入っている
地元の水の浄化活動等行った事もある
私の父は目の見えない人だったのでいろいろ知恵を授けられた
抗生物質が2通りしか行き渡っていない時期に 教授が抗生物質というのはある菌とかあるものが出した物質が菌を殺すのが抗生物質と云うんだと云った
じゃあどんなふうにして菌を殺すんですかと聞いた
(日本刀で斜めにバッサリやるのか突き刺すのか)
教授が腕を組んで答えられない それは解っておらん お前がやれと言われ 関心があったので 目に見えるものにしてやればいいと考えた
恩師のお陰で素晴らしい指導をしていただき 電子顕微鏡を使って抗生物質が菌を殺す方法を研究し、突き止めた
去年ラオスの名誉領事に就任 ラオスのPR知ってほしいと云われる ラオスと仲良くしたい
一般大衆の健康増進 ひいては成人病の予防につながればいいと思っている