2016年2月5日金曜日

ボナ植木、パルト小石(マジシャン) ・コンビの絆は不思議マジック

ボナ植木、パルト小石(コミックマジシャン ナポレオンズ) ・コンビの絆は不思議マジック
1952年生まれ 63才 主にマジックを担当するのが植木さん、おしゃべりで盛り上げるのが小石さんです。
二人は大学で知り合い、日本にはなかったコミックマジッシャンとして40年間活躍してきました。
ナポレオンズのマジックは明らかに種や仕掛けが判り、それでいて大人から子供まで万人が楽しめるのが特徴です。

「あったまぐるぐる」 結果的に傑作になってしまったが不思議なものです。
こういった原理があると言ってくれた人がいて試行錯誤して、段ボールと板で作ったらこうなってしまった。
専修大学マジックサークル、30人位はいました。(出来たばっかりのクラブだった)
マジックが好きで入ったがボランティア研究会だった。(マジックを見せて老人会などで喜んでもらう)
1976年に結成、日本全体が景気良くなってキャバレーにはショーが入っていて、そこでマジックをやっていたが、こんなにお金を貰っていいのかなあと思うほどだった。
初代の引田天功さん、アダチ龍光さん等が活躍していました。
就職はしたが、会社との相性が悪く、辞めて、それで二人がペアを組むようになりました。
「ライフオブマジック」パルト小石著作
スタートは知名度がないので、仕事がなかなか来なくて、最初熱海のホテルでした。
夢中でどうだったか覚えていません。
収入は少なかったが、楽しかったです。

ネタがばればれのものです。
もともとこういう趣向だった。(楽しいエンターテイメント  日本にはなかった)
マスコミに出るのはデビューしてから2,3年後だったと思います。(25歳の頃 NHKでした。)
普通のマジックはやれないのかと言われましたが、それは普通の方々がやっているので、鳩は出るが、飛ばないし、落ちたりしますと言ったら、ディレクターがそれはどうかねと、普通にやったらいいじゃないのと言われたが、抵抗して自分たちのスタイルでやらせてもらった。
永六輔さんから応援してもらいまして、永さんの講演の前にやらせてもらいました。
一般の方々に受けるという事も勉強しました。
捕れた魚、野菜などを終わった後に貰ったりしました。(芸能の原型だと思います)

コンビを組んで45年になります。
同級生なので、解散等は考えないです。
パルト小石さんからボナ植木さんへの素晴らしい点→好きこそものの上手なれ、飽きもせずよくやっているという感じはあります。
ボナ植木さんからパルト小石さんへの素晴らしい点→演出家と一緒にいる気分で、或る意味楽です。
趣味で難しいマジックを挑戦する気はあるが、営業的にはやるつもりはない。
笑いは入れないといけないと思う。
しょうもないネタの方が受けたりします。
ボナ植木:楽屋では私の方がしゃべります。
パルト小石:ボナ植木はマジックの引き出しが多いのにはびっくりします、プロではレパートリーが無い方が多い、やることが決まっていれば食えるので。
何千と持っています。
初代引田天功さんが弟子に成れと言ってきましたが、植木のアイディア、知識がほしかったと思います。
引田天功先生の水槽のマジックは危険だったと思います。

最初海外はアメリカに行きましたが、英語でやらなければいけないので、やりました。
フランス語などもやりましたが(名前のナポレオンズ受けました)、現地語でやると受けます。
余の辞書に不可能の文字はないと言う格言があるが、それにあやかり「我がマジックに不可能は無し」という事で「ナポレオンズ」と付けましたが、実態は酒のナポレオンが飲みたい身分になりたい、一級品になりたいと思って酒を飲みながら付けました。
マインドゲーム 頭の中でのマジック(ラジオなので)
1から9迄のうち好きな数字を思い浮かべる。(〇)
〇+1→×2→+4→/2→-〇  その数字は3ですね。
子供は落語家になっています。(ボナ植木)