朝の読書 始めて23年
授業が始まる前の10分間を使って、生徒も教師も自分の好きな本を読む
毎日 感想を求めない 漫画、週刊誌は読ませない
自分で選んで来る 最後まで読み切れるような本を選択する
林公先生が最初提案 心がすさんでいるのを何とかしたいと考える
米国でベストセラーになった「読み聞かせの本」が有った
職員会議にかけたが、不賛成の先生が多数あった( 国語との関係)
朝の読書を実施する 8:25から10分間
当初時間には来ない人がいたが、静かに本を読むように指導する
読後の伝達は落ち着いた中で出来るようになった
突っ張る子がいるが漢字が読めないと云われひらがなを振ってある本を選択して読ませる
突っ張っている子、勉強が出来ない子等は成績が良くなりたい、先生に認められたいと思っている
高校生ぐらいだとなかなか読む習慣がないが漢字を読めなかった生徒も初めて最後まで読めたと感動する
朝の読書は和やかで楽しい状態 雰囲気が出てくる
家庭のいろいろなことをみんな引きずってくる それを癒してくれる
「あこがれ」学級通信 毎日出すようにした
月に3回同じテーマで書かせる 友達の考え方も判るし、学校の考えも判る 保護者が読む
いじめはまったくない 文章に書いて物の考え方を共有すると変な思惑はない
「あこがれ」学級通信は手書きで行う
こういった学級運営の上に朝の読書を加える
兎に角好きな本を読む 楽しい本を読みたいと思うようになる
本を読む人は暗いタイプが多いと思われていて廻りとなじまない事があるが、読書をするようになって本の好きな人に何かいい本があるかどうかを聞くようになる
本を媒介に互いに交流するようになる
教育というのは生徒の可能性をどんどん広げてやること
生徒の力を目いっぱい伸ばしてやること
私は若いころオリンピックを目指したが、挫折する
中学3年の時に先生にちょっと教わって3種競技で全国4位になった (オリンピック5位の人も出た) スカウトが一杯来た 進学校を落ちた
高校2年の時に吐血 十二指腸潰瘍で入院 手術で走れなくなる 死にたいなあと思う
退院した時は走れない 頑張って元の記録まで戻した
吉岡隆徳(暁の超特急)がスカウト 教師になりたい
オリンピックをめざすが、怪我等に会い、悩まされる
遂にオリンピックには出場できなくなる
支えてあげる言葉添え 本人にさせる
コツコツと継続的に毎日少しずつ力を付けて行かなければいけない
突然パッと強くなると云う事はあり得ない