2013年3月6日水曜日

西條允敏(社長68歳)         ・漫画の力で元気と笑顔を

西條允敏(社長68歳)     漫画の力で元気と笑顔を
石の森章太郎さんの展示する石の森漫画館は旧北上川の中州にあって2011年3月11の大震災で北上川を登ってきた津波で壊滅的な被害を受けました 
多くのファンの支援を受けて、21012年11月17日に復活して再開しました
西条さんは石巻市出身 現在は石巻市の文化協会の会長です 
「街つ”くりまんぼう」の代表取締役です

現在リニューアルで工事中 3月23日のリニューアルオープンをめざしている
漫画館が出来てから11年に成る    009 仮面ライダー 20体ほどのモニュメントが有る
建物の形状は、石の森章太郎さんの希望だった(宇宙からマンハッタンに降りようとしたら北上川に降りたと言う様な宇宙船をイメージを持ってスケッチをしたという様な話も有る)
石の森章太郎さんは1998年に亡くなられている
推進委員会が有ってそこに参加されて、先生の話が有った(市民運動の様な形で進んで行った)
昔はこの場所に映画館が有って、石の森先生は若い頃にはよく来ていた

北上川は江戸時代から水運が栄えた場所で有った(商業であり、漁業であり水運業、要衝の地)
計画から立ちあがるまでに5年掛った(いろいろイベントをして推進するように働きかけをした)
漫画は文化であると言われて、私は抵抗感が有ったが、一緒に運動するという形になった
(若者が中心だった  最近は世界で認知される様になった)
年間 平均20万人ぐらいが来場していた  
2001年7月23日がオープン  10周年を計画していたが大震災の為に出来なくなってしまった
当時市役所の5階にいて立って歩ける状態ではなかった

津波が心配で車で漫画館に戻ろうとしたが、途中で交通渋滞で山の方に行くしか無くてそれで救われたのかもしれない(漫画館に戻ろうととの思いしか無かったが、交通渋滞で救われた)
山から見える場所が有るのでそこから漫画館の方を見た
2m位のひきだったので大きな津波ではないのかなと思った
6m位の津波が来た  1Fの天井まで瓦礫を伴って津波がくる(1Fは高かった)
いた人は3Fに避難した  永い人で5日間そこに留まった
満潮と高波が重なったときは現在でも少し遡上する
9万点の原画は2,3階に有ったので救われた

瓦礫とヘドロをどう片付けるか、考えた
(建物はしっかりしていたので、何とかなるのではと思った)
ボランティア、スタッフ で瓦礫、ヘドロの除去を行った (5月5日にはイベントを出来るまでにした)
スタッフでは家の作業も有ったが、それと並行して進めてくれた
イベントでは子供達が非常に喜んでくれて、大人達もなごんでくれたのでやって良かった
11月17日に復活させる 4000人が集まってくれた
参加者がメッセージを書いてくれて、そのメッセージには本当に有り難いと感謝している
全国から日の丸の旗に寄せ書きを書いて送ってくれた(海外からもファンが支援等贈ってくれた)
金の延べい板が送られてきた(今年、長野の消印であるが発送者は不明)
判るような方法でこのお金は使おうと思っている

施設は石巻市のもの 管理は「街つ”くりまんぼう」  裏の意味は漫画の「まん」と希望の「ぼう」
漫画を生かした街作りをやって行こうと思っている
震災復興に対してマンガジャパンの先生方も一緒に立ちあがってくれた
(石の森先生の外郭支援部署)
「まんぼう」の会社の運営費は6000万円のうち3000万円は市が負担して、残りは企業とか一般市民、商工団体の援助で運営している(管理者は市民で運営するので思い切った事が出来る)