2011年6月23日木曜日

南野忠晴(高校家庭科教員)     ・生活の感性を磨く

南野忠晴(高校家庭科教員) 生活の感性を磨く  
大阪府立高校初めての家庭科男性教師
「正しいパンツの畳み方」出版
家庭科は女子の必修科目 (中、高)  男子は体操、工作等
20年前から男女必修となる ・・・家庭科の教員になる
3年生の女子が、1年生が男女一緒になって調理実習をやっているのを見て言った、
「いいなあ この子たちは男女が一緒になって調理をするのが、当たり前だと思って、これから大人になって行くけれども、私の同世代は料理は女がするものだと思って、そのまま社会に出てゆくから 自分が結婚する相手は、自分に家事を押しつけそうだけど、この子たちは、一緒にやって行けそうでいいなあ」  
 
今の中年世代は役割分担がはっきりしていて 家事は女性がやるものだと思っている
教師になって最初13年間英語を教えていた 
その中で6年後に家庭科の通信教育を受けるようになり、興味を持つようになった 英語より家庭科の方が、生徒と接している中で、大事なのではないかと、漠然と思うようになった 
人間って知識が入ると伝えたくなる 
英語の時間に雑談でしゃべっていた事柄を、家庭科として教えたら、1時間教えられると思ったら、これもいいかなと思うようになる  
英語と比べ生徒たちとの距離が圧倒的に近い 悩みも救いやすい  
家庭科を教え始めて17年になる 
家庭、食物、被服、住居、保育、家庭経済、・・・・分野が幅広い  総合生活学
高校生・・・大人扱い、子供扱い 両面ある
自分で食べる弁当、自分で作る・・・自立を獲得する為の期間が青年期