2020年2月29日土曜日

マロン(フードスタイリスト)       ・「マロン流食生活のススメ」

マロン(フードスタイリスト)       ・「マロン流食生活のススメ」
フードスタイリストとして38年ほどやっています。
(フードスタイリストとは主に書籍や雑誌・広告の写真や、CMや映画など映像作品の撮影現場において、撮影される料理やテーブルセッティングなどの演出を手がける職業です。)
2001年にNHKの「今日の料理」に出さしていただきました。
「今日の料理」では24分で纏めます。
カメラリハーサルを本番さながらにやりますがオーバーしてしまいます。
「今日の料理」は60年ほどやっていて小さい時から見ていました。
僕も61歳になります。
今日は明日のためにあるという事で、「明日は今日よりも素敵な日にしたい」というのが僕の思いです。

長崎県対馬で生まれ、佐賀県育ちです。
高校生まではそこで育って大阪あべの辻調理師専門学校に行って勉強して、魅せる環境を作りたかったので、1983年にフードスタイリストになりました。
いがぐりのような頭をしていたので「マロン」というネーミングになりました。
小さい時に祖母が良く面倒を見てくれて、おままごとをやってそれが原点になっていると思います。
小さいころ地元で食べた味は体が覚えていて、大人になっても食べ続けると元気になり、記憶もよみがえってきます。
眼で食べる、口で食べる、音を感じる、心で食べる。
佐賀県では醤油も甘いです。
レンコンのきんぴら、ひじきの煮物、キュウリの酢の物、が祖母の三大お惣菜で、これを食べると気持ちが上がり、細胞を活性化させてくれます。
食は命をつなぐものだと思います。
若い人にはやりたいことを早く見つけてほしいと思っています。
小さいころから料理が好きだったし、祖母や家族があったからこそ今の自分があると思います。

食と健康と美容は切り離せないトライアングル、密接につながっていると思います。
食は一番だと思います。
小さい子には緑黄野菜はまずよく見て、切って匂いをかがせて、ゆでたりしますが、皆さん味付けのバリエーションが少ないと思います。
手の洗い方を小学生の時に学んで、そして爪を洗うようにしました。
基本はまずお湯を沸かす、手を動かす。
睡眠も大事です。
清潔感が必要です、髪もきれいにしてほしいです。
食べる事に主体性主体、自主性を持っていただきたい。
手足をよく動かす、よく寝る、清潔にしてほしい。
食は命をつなぐものです、命の薬と言っていいのかもしれません。
(話の内容がいろいろ飛んでうまく纏められませんでした。)