6000種集める (ネパール、ブータン、中国等から)
岡山大學では現在1万種集めている 世界では37万種ある
大麦は9000年前に作物化する 3000年前に日本に上陸 米よりも麦の方が作り易い
小麦は粉にして、大麦は粒のまま食べられる (餅麦もある)
稲の品種改良から始まる 明治の初め北海道でも米ができるようになった
現在では生産量が新潟の次になる
アイオワ州(大穀倉地帯)に留学 ノーマン・ボーローグ 小麦の研究でノーベル平和賞受賞
(収穫量を三割アップ)→世界の飢餓にたいして貢献
ノーマン・ボーローグ:1960年代に小麦等の高収量品種を中心とした新しい農業技術を開発し、穀物の大幅な増産(緑の革命)を主導した
1981年岡山大学に戻る
大原孫三郎:美術館、農業関係研究所、倉敷中央病院を設立
終戦後37歳のときに大麦研究に進む→品種改良 良い遺伝子の組み合わせの繰り返し
自分の守備範囲を決めて改良を進める
黄土高原緑化 中国華北省 ・・・良い小麦の品種得られて表彰される (名誉教授)
中国はプライドが高い 食糧問題は重要問題
植物の修復 カドミウム吸収する品種(稲の品種)見つける
植物の能力を使って土地改良をする
生物の能力、変異大きい
薬草→国が抱え込んでしまうと生物の良い遺伝子が活用できない→人類全体が使ってゆく事が必要
人間と酒・・・ビールはビール麦、大麦 100年の歴史がある
泡持ちの良いビールを共同研究で見つかる→カナダへ
ヒマラヤ山脈で生じた品質のものがネパールで出来た 6種類しかない 2種:ネパール、インド、日本
学問、技術はつなげていかなくてはいけない→駅伝に例えられる→個人プレーではできない
座右の銘 「一隅を照らす」・・・自分の守備範囲をそれぞれが守る
それによって全体が守られる
植物遺伝資源が今後重要な役割をしてゆくのではないだろうか