2011年7月26日火曜日

岡部智彦(地域再生伝道師)    ・若い力で“まち”を変えよう

岡部智彦(地域再生伝道師34歳) 若い力で“まち”を変えよう  
横浜・寿町 空き部屋が目だつ簡易施設をホステルに替え、安い料金で提供している事をパソコン等で発信し、外国人や若い女性が訪れるようになって街の雰囲気が変わった
2004年から寿町に係わり始めて7年になる  どんな地域かと言うのは聞いていた 
建築を大学、大学院でやっていたので緑化のプロジェクトを知る
ある人を介してNPO緑化プロジェクトを知る ちょっとおっかなびっくりと言う感じはあった 株式会社を立ち上げると云う話があった  
当初建築設計事務所をやろうと自分では思っていた
 
簡易宿泊所が沢山ある街 古い建物も沢山ある 
東京の山谷 大阪の釜ヶ崎地区 横浜は寿町 といわれる
(戦後に出来た地域 、日雇労働者の宿泊施設)
2005にスタート 当時から空き部屋が多かった 1500室ぐらい空き部屋があった 
今後もっと空き部屋が増えてくるのではないかと判断
山谷ではワールドカップの時に外国人を受け入れていた、寿町でもこの様にやっていけないかなあと考える

オーナーさんとパ-トナーシップを組む形で横浜ホステルビレッジとしてやり始める
治安さえよければ外国人はあまり気にしない 若い人も寿町に関してあまり知らない 横浜はいろいろなイベントが行われている 
鎌倉、箱根、東京等観光地に対して地の利がいい  日本人の宿泊利用者が6割を占める  
宿代を安く抑えて観光に行ったりが多い 狙いは若者、外国人  
アーティストも関心を持ち始めた 10数名宿泊している
空き部屋にも手を加えインターネットで発信し、宣伝活動 地域にある資源  
200m四方に2000人が住居している →選挙の票田 →政治家との関連・・・選挙のキャンペーン実施(投票案内等)
普通の地域は子供から年寄りまでいる 多様性が必要
  
ホステル→安い宿 リピートしてきてもらう
淡々とやっている中で変わっていく 劇的なものではない そういうものは望まない  
徐々に変わってくればいい
インターネットでプロモーションをやろうとホームページを作る→最初に1~2週間で香港から予約がくる  その後世界70カ国に及ぶ
泊る+仲良くなる (交流したい)ことをアレンジすることに関心がある 
いろんな人と接することが出来る事が一つの資源  
この街は個性があると思う 怖いというのも一つの個性、特徴 下町の人情みもある
ずっと持続させてゆくのが必要 
綺麗になったのが成功したとは言えないのでは
個性が積み重なって新しい何かが生まれるのでは
世界と繋がる一つの街になってくれたらいいなあと思う