2013年2月8日金曜日

寺井尚子(ジャズバイオリニスト46歳)) ・ジャズで私は開花した

寺井尚子(ジャズバイオリニスト46歳))     ジャズで私は開花した   
4歳でバイオリンを始め 12歳と14歳時に学生音楽コンクール東日本大会で奨励賞を受賞 
親や周りはクラッシックバイオリンのソリストを期待していました
左手を健症炎で痛めて、休止するしかありませんでした 
その後にジャスのレコードを16歳で゙聞き、ジャズに目覚めて、多くの人との出会いで、ジャズ バイオリニストとして開花したと言われます  

プ゚ロデビュー今年で25年 すべてのジャズの音楽が私の栄養で有、なんでジャズバイオリニストが居ないのだろうと思っていた   
自分でバイオリンで表現してみたいと思った あっという間に25年がたった  
振り返ることなく走ってきてしまった
お腹の中に居る時から 胎教で聞いていたらしく 物心ついた時にはヴァイオリンが好きでステレオからかかっていたので最初に楽器を手にしたのはバイオリンでした  
4歳から習い始めた 母もバイオリンをやらせたいと思っていた様だ(母は音楽家ではなかった)  
NHKの教育TVのヴァイオリンの番組に出る (5歳)  
そこで頑張らなければという気持ちが出てきた
コンサートでその先生がホールで演奏しているのを見て私もプロに成りたいと思った
12歳で学生音楽コンクール 東日本大会に出場 12歳で奨励賞 
14歳でも奨励賞 受賞 (順位的には4位)
健症炎になって(13歳ぐらいから段々) 動きがスムーズでは無くなる  
今も上手に付き合っている(ケアの仕方等含めて)
他のジャンルも聞いてみようとふっと思うようになった 
音楽の旅が始まった(目的もなく 従来は課題曲だとかバイオリンの曲を聞いていた)

モダンジャズの名盤中の名盤 ピアニスト ビル・エヴァンス のワルツフォーデビー というアルバムに出会った(16歳)  こんな世界が有ったんだ という驚きだった
未知の世界を体験したと言う感じだった 自由だなと思った  
レコードに合わせて弾いてみようと思った
治療に専念してクラッシクの事は脇に置いておいた ジャズの方に段々入って行った 
しかしジャズの方にはバイオリンはいなくて自分で勉強した
ジャズミュージシャンと出会う ピアニストの方からバンドを組んだ方がいいよと言われる  
ベースドラムを紹介して貰ってバンドを組むことになった

思うように行かなくてメンバーの笑顔にするにはどうしたらいいか、とかを考える日々が続いた 3年ぐらいたった時にこのままでいいのかなと言う不安が生じた
段々全国に知られる様になった  
ジャズの大御所 ピアニストのケニー・バロン に偶然会う事が出来た 
1年後にレコーディングが有るのでゲストで来てほしいと言われた  
迷いが確信に変わった(それまでは真っ暗闇のトンネルを走っているようだった)
レコーディングが終わってやっと明るみが出た感じだった   
課題曲3曲  イメージだけで何かやってみないかと言われた 
 
自分が弾き始めるので感じるままに弾いてほしいと言われた、それが始まって8分間
アルバムにも収録された   
音の中に入っていくと言う感覚でその時には、自分では覚えて無かった
(何も決めないで何にもない白紙の状態からイメージだけで形にする  
これだ 私のやりたかったのは と非常に緊張した思いがある)  
新たな一歩を踏み出した(28歳)  いい出会いがあった  いいきっかけになった
ジャズは自由ではあるが、ルールはある  リズム感に関するルール  
演奏の弾き方に関するルール  その人その人の感性 即興でやる時の感性
自由になることは難しい 本当の自由 いかに自由になるか がテーマですね  
第18回日本ゴールドディスク大賞 平成21年度(第60回)
文化庁「芸術選奨新人賞(大衆芸能部門)」 受賞する