ふじいあきら(マジシャン) ・〔師匠を語る〕 Mr.マリックを語る
トランプが口の中から滝のように出てくるマジックでおなじみのふじいあきらさん、全国的に名前が知られるよいうになる前は、マジック第一人者 Mr.マリックさんのアシスタントを務めていました。 Mr.マリックさんとふぃじいあきらさん、どんな関係だったんでしぃうか。
Mr.マリックさんのアシスタントを4年ちょっと務めていました。 裏方とかばん持ち的な事をしていました。
Mr.マリックさんの本名は松尾 昭さん。 1949年岐阜市で3人兄弟の長男として生まれました。 中学時代手品の魅力に目覚めたMr.マリックさんさんは、高校生になると休みのたびに名古屋のデパートに通い、手品の実演販売を食い入る様に観て、商品の種類や使い方を覚えました。 高校卒業後一旦は就職しましたが半年で退社、昼はマジックショップで実演販売、夜はキャバレーのマジックショーに出て腕を磨きます。
昭和41年21歳で手品の全国大会に出場、その場で世界的なマジシャンチャーリー・ミラーさんに見出されて、ハワイで開催された世界大会に出場し、見事日本人初のチャンピオンに輝きます。 しかし別の会場で行われていた豪華絢爛なマジックショーを目の当たりにして、スケールの違いにショックを受け、上京して独学で修業、1988年テレビ番組ではじめて披露したのが反響を呼んだのをきっかけに、民放のゴールデンタイムに次々とスペシャル番組が組まれていきます。 「来てます」、「ハンドパワー」の決めセリフと共にMr.マリックの超魔術は社会現象を巻き起こしました。 70代の後半に入ります。 テレビで有名になって40年近く、今もなお第一人者としてマジック界を牽引しているMr.マリックさんです。
1989年のゴールデンタイムのスペシャル番組で、それを見た時に自分の知っているものは一つも出てこないんです。 衝撃でした。 21歳の時上京し、プログラマーとして会社に勤務しました。(子供のころからやっていたマジックからは離れる。) 入社2年目ぐらいの89年の番組を見て、マジックの事がよみがえって、本屋で専門書を買って一晩で読み切りました。 著者に会いに行き、いろいろと教わりました。 Dr.ZUMAと言う兄弟子と3年ぐらいのお付き合いがあり、 Mr.マリックさんと出会うことができました。 Mr.マリックさんと或るBS番組に出ることになりました。 接するにつけ凄い人だなと思いました。
マジックの仕事がいろいろありましたが、全部断って事務所で働かせてもらうように交渉しました。 その後Mr.マリックさんのアシスタントとして活動するようになりました。(30歳) 当時の芸名は「元神」でした。 「人生と言うのは思い出作りだと、 いい思い出も悪い思い出も思い出には変わりはない。 玉入れのようなもので、思い出を作るかごがあってそこに皆玉を入れているはずなんだ。 最後に自分の仕事が終わって隠居した時に、みんなで話題を話しする時に、かごに入った玉を数えるわけだが、最後まで玉がある人が勝ちなんだ。」と言ったんです。 だから辛くても頑張らなくてはいけないと思いました。 後「褒められるところにいってはいけない。」と言われました。 (修行の時点で褒められるところにいては駄目。) 「チャンスが有ったら手を抜くな。」とも言われました。 (その時に一番いいと思われるものをやり切る。) 「マジックで飯を食うんじゃないんだよ。 マジックをするために飯を食うんだよ。」と言われました。 (マジックをするために稼ぐ。 マジックが中心)
2001年に事務所を辞めました。(仕事量が半端ではなく1か月ぐらいほとんど寝ないよう激務になっていた。) 辞めることに対してマリック言えなかった。 しばらくしてら Mr.マリックさんから急に番組のオファーがあり、吃驚しました。 番組の前に Mr.マリックさんとの挨拶をしようと思ったが挨拶なく、ぶっつけの本番となってしまいました。 対決マジックと言う内容でした。 Mr.マリックさんと同じ番組に出るというのは目標でした。 事務所を辞めるにあたっては不義理もあったので、和解出来ました。 時々番組には呼んででいただいたりします。
Mr.マリックさんへの手紙
「・・・できればマリックさんにこの番組を聞いて欲しくないなあという事でした。もう何年も経ってしまったのに一方的な気持ちを伝えるのは少し抵抗があるからです。 ・・・ Mr.マリックさんを認識した社会人2年目から36年経ちました。 そしてあの日間違いなく僕の人生は変わりました。 ・・・今でも本当に感謝しています。・・・ お世話になった時にショービジネスのパイオニアとして未開のマジック界を切り開いてゆく姿を見せていただいたことは、今でも僕の財産です。 ・・・何とかマジシャンとしてやっていけるようになりました。 お世話になっていたのに突然いなくなるような不義理をしてしまったのは今でも後悔しています。・・・天才 Mr.マリックから受け継いだ金言は今でも僕のマジックに対するプライドを作っています。 最後に一つだけお願いしたいのはそろそろ夢で僕にプレッシャーをかけるのを辞めてください。」 (涙をぬぐいながら読んでいただきました。)