劇団にいた時に貧乏だったので、まえせつ TV局の仕事 お客さんを入れてTVの収録をする時に、本編を始まる前にお客さんをなごませる事を3人でやったいた
お客さんの前に立てるし、弁当を貰えるし、お金ももらえる
3人でなんかやろうと考える(コント番組に出て優勝したら賞金がもらえる)
コント番組が有ってそこで初代のチャンピオンになっちゃた(10週勝ち抜き)
そうしたら1時間番組をもらえたりした そこでドラマを作った
自分たちは俳優の為に稽古をしている 芝居が始まると制作の方はそっちのけになってしまう
寺脇康文氏との出会いがよかった 彼は一期下
最後まで稽古場で朝方まで飲んでいた そんな仲だった 馬があった
地球ユニットを寺脇氏と作る 劇団にしなかった
地球ゴージャスを作って16年ぐらいになる 劇団で10年劇団の良さを学んだ
脚本を渡して早くこなしさっと云う間に出来る チームワークがいいから ・・・実はその脚本を限られたメンバーでしかできない劇団 それが小さい事だと云う風に、見えてきてしまうとその脚本で日本中から集めて出来ないかと言う展開になった
寺脇氏との2人以外は日本中から合った役者さんに来てもらおうとの立ち上げであった
ユニットは劇団に比べて安定さはない 劇団時代に2日で出来た事が一カ月掛ることもある
ただ出来ちゃった後の可能性が無限大にある
劇団だともうひと伸び出来なかったりする
書く力全く違った生き方をした人を集めてくると整うまでは大変だが、一度整ったらそのあとそれが、化学反応を起こして破裂する可能性が凄くある ・・・いい芝居になってゆく 自分が演出した、たくらんだよりも無限に広がってしまう いい可能性がある
もう一つの演劇の可能性を見つけたかった
劇団、全て学んで、自分の中で凄く満足している
不満で出たのではなく、大満足して劇団を出た
寺脇氏とは25年芝居をしている 考え方は合っている
地球ゴージャス 1タイトルで10万人を動員している 演劇を作って出演
だから演劇=自分でつくるもの 作ることは大変だった
劇団を止めた時は本当にさびしかった (2人 寺脇氏と) 明日生きてゆくことが怖かった
自分たちが大きくなる為のステップだと考えた(安定性をあえて捨てた)
「月はどっちに出ている」映画 映像には興味がなかった
オーディションが有ってまあ行ってみようかみたいな感じだった
主演賞、新人賞等総なめ 演劇でやる芝居が一番難しいと思っていた
ずうずうしく映画の世界に入っていったのでそれが逆に良かったと思う
映画のやることの怖さは無かった
「8日目の蝉」NHK 寡黙な目が好き(司会者 言)
以前は黙っているだけで存在感のある役者はいた
うまい役者程動かない 何もしゃべらないからこそ歩いているその人を見て漁師に見えないといけない(漁師と一緒にいさしてもらい漁をして着物は本物 魚臭い)
映画監督もする 物をつくるのが好き+自己表現
三国志の一部「赤壁の戦い」を劇団エグザイルの演出をする
映画「夜明けの街」東野 圭吾氏小説の映画化
中国後漢末期の208年、長江の赤壁において起こった曹操軍と孫権・劉備連合軍の間の戦いである
(『三国志』魏書武帝(曹操)紀の原書には、「公(曹操)は赤壁に到着し、劉備と戦うが、不利だった。疫病が流行して、官吏士卒の多数が亡くなったので、撤退した」と書かれている)
地球ゴージャス これまでに11公演 岸谷が全て演出
ブロードウエーに行き稽古を受け(ジャズダンス、タップダンスとか)その合間にブロードウエーの劇を全部見る
演劇 台詞は言霊となって消えてゆく
その瞬間瞬間の芝居はもう二度と見れない生の芝居が魅力 演劇は消えてゆく芸術
消えてゆく芸術にすべてをかけるのは非常に贅沢であると思う
全く同じことをある東京の美術館の館長がいっていた
展覧会と言うのは放送や生の舞台と一緒です
展示されるけれども期間が来たらこの展示は全部無くなる
だからどれだけ期間中に来てくれるお客さんに一点一点の作品トータルな展覧会を心に刻んでもらえるかが勝負です 同じですね
演劇はどんなに稽古してもお客さんがいらっしゃらなかったら、出来の完成度は60%もない
お客さんが入って一緒に空気をつくってくれたことで100%、120%になる
震災 俳優と言うのは本当に無力であると云う事を知らされた
一枚のがれきを映画が映していた(阪神大震災)あつまって笑顔でその映画を見ていた
これだなあと思って ほんの少し余裕が出来た時には笑顔を、心の栄養を渡せる職業じゃないかなと思った
我々は人々の心を豊かにするもの=地球ゴージャス ネーミングする
フットワーク良く演劇をつくろうと始めた(いつも最終公演だと思ってやっている)
仲間と酒を飲んでいるぐらいしか趣味はない 運動は万能タイプ
作品作りで信じているのは「飢え」なんです 何に飢えているのか
飢えている方に行かないと多分駄目 飢えているところに行かないとそれを乗り越えられない 満足してしまったら駄目 ここがうまくいったからもう一回やってみよういうのは駄目
常に飢えている事が大事