三浦雄一郎(80歳) エベレスト登頂3回目をめざして
父が100歳でもこんな事が出来るんだと 60歳でへたばってたのが、奮起の材料に成って、奮起、目標をエベレストにおいて それから先ず健康をを取り戻す
もしあの時にエベレストが無かったら、ぶらぶらして、やれゴルフ、スキーだとか 温泉だという程度
だったらへたばっていたと思う
人間て有る程度チャレンジする幾つに成っても目標を持ってチャレンジすると云う事が生涯現役
という 気持ちが年を越えた若さ体力をキープ出来る
気力と行動が新たな酵素を生み出してゆく
若い頃でもサボっていればどんどん置いて置かれるし、体力も落ちて来る まして高齢になって
さぼると老化のスピードはもっと早くなる
ある意味では幾つに成ってもチャレンジ精神、挑戦する気持ち、 健康も現状維持ではないと思う
挑戦してもっと強くなろうと思う事で健康は逆にキープ出来るし、現状維持ということは年と共に
落ちている
健康というのはチャレンジだと思わなければいけない
年を取ると、怪我骨折したりして、免疫力も落ちて来るので病気に成り易い
病気も何もしない年寄はほとんどいない
病気に成っても体力を鍛えておけば回復も早いし、私のように再起不能と言われるような大腿部、骨折、骨盤骨折しても足に重りを付けてザックに重りを付けて歩いたり 山を登ったり、
スキーをしたりもう一回エベレストに登りたいという気持ちが 回復を早める
日常の訓練の仕方で変わって来る 回復も目標が有ると手術前より良くなる願望が有るので
1月は札幌のスキー場で日に 100km位滑っている かなりなスピードとターンに負荷が掛るので
2月まではやる予定、1回 日本なのか、海外なのか 3000m、4000m級の山かスキー場にいって鍛えて、本番を迎えたいと思います 3月27日本体出発となっています
山頂アタックは5月15日前後にやる予定です 春が挑戦しやすい 5月下旬から6月
モンスーンが来る(梅雨と台風がくる 天気が荒れる 雨雪が多い)
それが終わるのが10月 それからは日が短くなって寒くなる
2008年 チベットルートから登る予定だったが入国禁止になった(北京オリンピックで聖火通過のため)
3度目もチベットルートは駄目だろうと思っている(尖閣問題等)
壕太(次男)と共に行く予定 若手の登山家2人 合計日本人は4人サポートしてくれるシェルパーは10人ぐらい グループとしては小さい方の部類
植村さんのころはグループとしては日本人が50人ぐらい
チームを組んだシェルパーは100人位だった
大城和恵先生 国際山岳医 スイスで取った人 でこの方も一緒にベースキャンプまで来ていただ
く事に成っている
山岳ドクターの組織もできてアクシデント、事故に対処するようになった
田部井 淳子さんは 若い登山家の標準タイムがあるが 60歳代になったら 2時間だったら4時間にしなさい 倍に時間を取りなさいと言っている
中高年の遭難は標準タイムを目標にしてやる場合がおおく、無理してしまう事が多いと思う
中高年用のガイドブックが必要ともう
ゆっくり歩ける、ゆっくり眠れる、時間が豊かに取れる (昼にはテントで休息する)
工程を半分にすると 楽に登ることが出来る 夕方にテントに来るようであれば休息も厳しくなる
4000m以上は次元が違う シェルパーはゆっくり歩いていても、我々は走ってゆくような状況である
屋久島 縄文杉の工程で 朝四時でて 8時ごろに帰って来る工程を60歳、70歳の人が行っているが、よく遭難しないで帰って来ると思った
ヨーロッパの連中は遊牧狩猟民族何ですね 普段食べているもの チーズ、ソーセージを山で食べているもの そのままでいい
肉食、乳製品 体温を上げるし、カロリーも高い ヨーロッパの登山家は強い
子供のころから3000m、4000mの山に登っている
日常生活で日記を付けている 遠征すると何故かノートを2冊 3冊 もって遠征記録を付けている(若い頃からずーっとつけている)
万一の事が有れば遺書にもなるし、内容は普段の出来ごと等その時感じた想いを表現している
1976年アカデミー賞長編記録部門 オスカー賞 日記が元に成っている
本になると同時に映画にもなった
ジミーカーター氏にお会いした時に 冷戦の最悪の時期 エベレストを滑った映画を大統領がみて
すっきりしたと 気分転換をしたと言われた
エベレストを滑ったのは37歳 70歳の時に不整脈で死にそうになった時に 4300mの医療施設
で診療を受けて、エベレストを滑った人間なら大丈夫だと医者が言ってくれた
軽い不整脈があったが、頂上まで到達することが出来た 普通の医者であれば辞めなさいと
言われたと思う
其の医者はエベレストの映画を10回ほど見たと言っていた
医者に暗示を掛けられたが、暗示にかけられる力が大きい
蔵書 山の本からなにからなにまで多く持っている 山に持って行った本 「アフリカの王」伊集院静香 の本を読んで凄く勇気付けられた
究極のアンチエージング 大げさにいえば日本民族にとって、日本国家にとって年を取って病気しない、だけでも国家に対する貢献だと思っている
たとえば 70歳以上の医療費が3兆円以上になっているが、もしこういう人達が元気で、
かつ仕事が出来れば 医療費がまずかからないだけでなく
その経済効果は10兆円以上の国家予算を左右するぐらいのプラスに成っている
家族も幸せだし、本人も幸せだし、これから人類の共通の、人間が幸せに生きて行く為の重要な
キーワード 、特に日本にとっては最長寿国に成っているので