錦織健(52歳)オペラの楽しさ全国に発信中2
イタリアとオーストリアに留学 ウィーンは楽しみました ずーっと劇場に通っていた
立見席では1/10で見ることが出来た これは大きな財産になった
勉強の事を忘れて楽しむことが出来た 日本的なものをミックスしてやっていこうと思った
26歳でデビュー オペラの現場を早く踏めて良かった 場数を多く踏むことが出来た
オペラを聞かない人は非常に多い 聞く人は50万人ほどはいないと思う
オペラ歌手はマイクを使わないのが本職 生で歌うようにしている マイクは普段使わないので、マイクさばきが解らない(近づいたり、遠ざけたり)
広いホールで歌う時の心ぼそさはある 反響の仕方がホールによって違う お客さんが入っている時と 入っていないときでは反響が違う
人が入ると反響が響かない リハーサルと本番とは違う音になってしまうので結構難しい
(別なホールと同じ)
冬になるとなおさら衣服で音を吸収してしまう だから第一声が怖い
2002年からオペラをプロデュースするようになる 最近は市民オペラが出来るようになった
コンパクトな公演で全国を回りたい 判り易くて楽しいものを念頭に置いている
外国語なので解って貰えないと言う事がある
歌手と音楽とのからみが有り日本語にすると巧く行かない事がある
字幕を出して ドイツ語とかイタリア語で歌っています 訳し上演も考えてはいるが
オペラの今後の方向についても如何して行こうかとか考える時にも、将棋の大局観が役に立っている
オペラを楽しむ人の絶対数が少ないので、興味を持って貰うように オペラの間口を広げてゆきたいと思っている
プロデュースの仕事をするようになって、ものを書く人の気持ち(大変さ)がよくわかる様になった
モーツアルトも多くやっている モーツアルトは楽しい
オペラの導入部(余りオペラに興味を持っていなかった人に興味を持って貰う様に)を私は担当したいと思っている
1/3からコンサートがある 全国各地にスロバキアの人達の回る予定
オペラの紹介と いろんなジャンルの歌を歌うのも人生の柱となっている
(ふざけ過ぎたりするのも問題とは思うが)
映画鑑賞が趣味 午前中に映画館に行ってみる DVDではなくて迫力のあるもの、集中して
みたいものは映画館に行ってみる
見る方の準備、心構えが必要なのが舞台芸術 劇場芸術だと思う
映画は一番最先端だと思っている
映像的なものCGの凄さを感じる
オペラの舞台装置も空間に出来るようになるのではないかと思っている