山寺宏一(声優) ・【時代を創った声】
56歳、声優だけにとどまらず、俳優、ナレーション、司会、物まね番組にも出演するなど本当に幅広く活躍さています。
携帯のバイブレーション、トランペットの音などを自分の声で出す。
小さい頃から物まねが大好きでした。
携帯のバイブレーションは低い裏声を出したときに偶然出てきました。
動物のものまねは子供のころから好きでした。
自分の声をカセットには中学高校時代にとりそれを重ねたりました。
歌はなるべくその人に近づけるようにしました。
TVで物まねしているのを物まねするのをよくやっていました。
「ウィ・アー・ザ・ワールド。」
チャレンジ精神でどこまでできるのか頑張りました。
ブラジル楽器で、サンバなどのブラジル音楽に多く使われる、クイーカ
太鼓の小さい物の裏に竹ひごみたいなものが付いていて、それを濡れた布でこすって音を出すもの。
これをサンバのリズムで音を出す。(物まねで出す)
声を震わすのに唇、舌、のどちんこを震わす(出来る人とできない人がいる)、3つあります。
のどに負担がかかるものとかからないものがあります。
怪物の声などは大変です。
負担がかかり過ぎた時には薬を飲んだり、のどを休ませたりしています。
バナナフリッターズ(声優の日高のり子・山寺宏一・関俊彦で結成した声優ユニット。) 25年ぶりの復活ライブ。
ニール・サイモンの舞台をもう一回やりたいと云うことで、3人でやろうと云うことになり、舞台をやりました。
演出は中尾隆聖さんにお願いしました。
CD出したり、ライブなどをやりました。
3曲新しい曲を作って、振付DVDも入っていてバナナの着ぐるみをして、パパイヤ鈴木さんに振付をお願いしました。
話もつくろうと言うことで3人で作って、自分達でかきおろしました。
家族のきずな、大好きな人との絆を表した曲
作詞作曲 安部純 編曲 武藤星児 バナナフリッターズ 「あのね」
この歌にパパイヤ鈴木さんの振付が入っています。
色んな活動をするのは相乗効果があっていいと思います。
朝の子供番組をやらせてもらってから、色んな話を頂くことになり、とりあえずいろんなことをやってそのうち絞れるだろうと思っていましたが、絞れてないです。
民放の子供向け情報番組、18年半で終わりました。
生放送で初めてのことづくしでしたが、楽しかったです。
収録だったらこれだけ続かなかったと思います。
こだわったのは「お友達」と言う言葉は使わなかったです。
「お友達」と言う言葉は大人が無理やり目線を下げて、上から見て居る感じがしましたので、それだけはこだわりました。
子供が朝起きを自分からするような番組にしたかった。
子供はすぐ飽きるので、飽きさせないための工夫を意識していないといけないと思いました。
事前の準備は必要ですが、計算しすぎてこうやってやろうと云うことも駄目なので、その時を一生懸命やると云うこと、真心を込める、遊びごころを持つ、自分が楽しむ、しかしこのなかにも矛盾はありますが。
モットーとしては求められたものをちょっとでも越えようとするふうには、思っています。