天野祐吉 隠居大学(所ジョージ)
(9月28日収録したもの 天野祐吉さんを偲んで)
遊びの天才 全てを遊びにしてしまう 所ジョージさん
初期の歌を聞いて私は度肝を抜かれた
「虫の歌」 (机の上を這ってゆくゆく虫がいる 気にしない、気にしない ・・・・「無視」!)
歌 (裸の豚がいる 酢豚!) 意味がないところに面白さがある ナンセンス
「新東京音頭」を作ろうとしている 盛り上がっているので悪口が書けなくて
今のオリンピックは西洋で、成立した競技の会だから、向こうの人が強いので、
レスリングが若しはずれたら、レスリングを東京でやればいい
「新東京音頭」 所ジョージ 作詞
「東京五輪に花が咲く 老いも若きも犬も猫も、なんもかんも大騒ぎ 世界の平和の道しるべ
おもてなしから見れば、世界がつながる明日になる ほら真面目だ心に金メダルを
人生に金メダルを 皆で胸を張るんだ 一度や二度の涙は ここからは笑い話だ」
(比較的真面目)
余計なことを足してゆくと、楽しむことが増えるのではないかと思って、楽しめる人が増える
歳を重ねてきた方が、感じるものが多くなってきた
若い時は感覚はシャープだが、狭いのかもしれない
歳をとると朝、目が覚めただけでも、有難いと思うようになった
ペットボトルをそれぞれに、役割を決めて、使用すると有難さが判る
コンビニが増えて便利であると、感じなくなってしまう
会議でペットボトルが出されるが、ラッパ飲みをするが、ラッパ飲みが普通になってしまっている
(器では飲まない) 量が多いので、飲み残しも多い
一人で生きていけない方法
最低が1000円札(おつりなし) 1本100円で10本購入することになる
100円で買いたいなと思う人は10人と仲良くする
一人で生きてゆく人は1本1000円で買えばいい
世の中便利になり過ぎたが、その分幸せになったかというと、逆に不幸になったというケースがいっぱいある
リニアー新幹線がどうして必要なのか、判らない
人間の速度で、一番人間的な速度は馬車の速度で それ以上早いのは人間にとって害はあっても益は無いといった人がいた
害は景色が皆見えなくなって、流れてしまう
地面もアスファルトになってしまっていて、ドンドン暑くなってしまってきている
都市化、木を切ってしまって、自然が全然無くなってしまう 虫が無くなる、ミミズが無くなる
異常の暑さの情報はだすが、それに対してどうすればいいかの対応策は考えない、その情報はない
なんでも楽しむようにする、ごみを捨てるのに、面白くないと思って捨てるのか、楽しんで捨てるのか、楽しんで捨てたほうがいい(楽しんで捨てるような方法を考える)
平賀源内 早くから隠居して、楽しんだ人