2012年12月31日月曜日

天野祐吉           ・隠居大学(マギー司郎)

天野祐吉              隠居大学(マギー司郎66歳)  
マギーさんは「課外授業 ようこそ先輩」で 母校の小学校にマジックを教えに行きその番組が、2004年第31回日本賞教育ジャーナル部門で最優秀番組に選ばれました
天野さんはこの番組の審査員を務めていて、マギーさんの授業や考え方に感銘を受けたそうです。 
一方マギーさんは賞を受賞したことで自分に自信を持ち
天野さんを自分の事を認めてくれた人生の恩人と思っているそうです

マジック 大掛かりにやらない 人間味あふれる手品 
手品の原形みたいなものを見せてくれる その面白さ がいい
課外授業で評価して頂いてから普通に喋れるようになった 
それまでは普通の会話が出来なかった 一方通行だった 
それがちゃんと受け答えが出来るようになった
4年生のクラス 自信が無かったので良かったと思う 
先生が子供達と遊んでいるのではなくて子供達の中に割合老けた子供が一緒に遊んでいると言うような感じだった
無我夢中だった  ずーっと小学校から中学まで自信を持てた時期が無かった 
 
4年生達と交わって 心配で大丈夫かなあと想いながらやっていたら 子供達もリラックスした   子供達にいろんな形を考えてきて参考になった  
一番嬉しかったのは 涙してくれたり  いじめ子がいなかった 
あの番組を見て以来いじめっ子が無くなった  
出来ない子が一杯いた  だめでも大丈夫なんだと言う事が判った  
正直言って今でも失敗もするが、リハーサルを見ていないので失敗がお客様には解らない
自信をもつということは大事だと思う  
小学校からずーっとおびえながらやっていた  自分では客観的に見れない 
あれ以来9年目に成るが本当に良く喋っている

先生に褒めて貰う事が良い  出来なくて当たり前、と言う風にいじめっ子も想い始める  
虐めちゃいけないと言っても虐めは無くならない 、言葉だけで出来るわけがない   
教えてやろうという 上から目線でやると いけないので そうしないようにやろうと思ってやっても子供達は察してしまう  
弟子は12人いる  なんにも教えた事はない  
DVDでマジックは教える事が世間ではあるが 良く分からない  
弟子ではなく、仲間、友達なんです
内気で不器用だった  知恵の輪はきらきら光っていて物凄く輝いて見えた 
おもちゃ屋に行って買った

学校にもって行ってやったら凄いじゃないと回りから言われた  
16歳で家出をしてマジックの広告を見てその道に入っていった(布団をもって家出した)
茨城弁なんですが、もうちょっときつい 
(ヌード劇場の楽屋、キャバレーとか女性の世界で生きてきたので柔らかくなっている)
夜中の3時までの公演だったので起こさないような芸を覚えてしまった
(寝ている所を起こすと怒られた踊り子が出て来るとお客は起きて来る)
マジック 縦じまのハンカチを取り出して 表裏を何もない事を客に見せる 
それを手の中に入れて、揉んで さっと見せる 縦じまが横じまにして見せる
失敗する時がしょっちゅうあるが、演出と思われる 
  
間違いこそ人間的な部分が出て来る  
ある人、第二の人生 子供のころに手品をやりたかったので 手品をやり始める 
奥さんと一緒に一座を組んで老人ホームを廻ったら、おお受けする
来てほしいと回りから言われる  家の亭主を見てきたけれども こんなに嬉しそうな顔を見たのは初めてだと奥さんが言った