2013年4月18日木曜日

眞理 ヨシコ           ・四世代を越えて歌い継ぐ 2

眞理 ヨシコ     ・四世代を越えて歌い継ぐ 2
小学校5年、6年のときにラジオに出演(台本がガリ版刷りだった) 2年近くレギュラーで
「歌のお姉さん」はずっと続いている
(当時他の民放TVでも同様な番組があったが現在は無くなっている) 
日本人がいかに、子供向けの歌を大切にしてきて、次から次へと提案してきたという事がよくわかる  唱歌に始まっている 
大正7年に童謡運動 「赤い鳥」 で始まる 
子供のために何かを考えて音楽なり詩なりお話なりを提供しなければいけないと根付いた
(世界に誇れる日本の文化史遺産だという人もいる 鈴木三重吉が考えられた)  
当時の大家が作っている野口雨情 北原白秋 「金の船斎藤佐次郎   童話では西条八十
いずれにしても凄いレベルの高いものが残された
現在でもその流れは続いている
 
日本童謡協会が一生懸命やっている 地方でも自分たちの歌を作ろうと作曲コンクール、作詞コンクールをやっている
「風をください」 北九州で出来た曲  「赤い風船飛んだ」 など
その土地から生まれた自分たちの歌を作ろうじゃないかと、言うので作詞コンクール、作曲コンクールが続いている(以前よりも減ってきているが)
唱歌 曲が先に出来ていて、詩をはめ込む(外国から来た曲が多かったので)
「蛍の光 」「庭の千草」「夕空晴れて」など沢山ある
先に詩があって、それから音を紡ぎだしという作り方を、かなり守っている
イントネーションにあわせながら、作曲する

中田喜直さんとの交流 今年13回目の「水芭蕉忌」があり出演することになっている 
19代目の「歌のお姉さん」と一緒に出演することになっている  
 
「おもちゃのチャチャチャ」 放送で一方的にとコンサートでは違う 
是非小さいお子さんがいらっしゃる方は、なまの音楽会に来ていただいて、聞いていただくといろんな体験をすると思う 
 30周年記念コンサート NHKホールで行う   個人で行う  ボニージャックスが賛助出演
神崎 ゆう子さん おさむお兄さん 賛助出演 その他ひばり合唱団等
当時聞いてくれた子供が立派な大人になっている
50周年を言記念してCDを出している  昔の物を編集してだす 全部で63曲 そこまで絞るのに苦労した  
「七つのこ」  野口雨情作詩 本居長世作曲
  
子供たちにいいものを提供しなくてはいけないと思っている
提供するのは大人 大人側の態度をなんとかしないといけない
情報量が多いので、母親の意志をどう反映するか、が難しい
「泳げたいやき君」いい歌だと思う 
何をその歌から大人が考えて伝えようとするか、が大事なこと
子供にとってはある時期までは、絶対に親がそばにいてあげる時期はあると思っているので、その時期だけは我慢してくださることは出来ないのだろうかと思っています

東洋英和女学院大学で10年間先生をする 自分自身勉強になった
幼稚園の先生、保育園の先生になる人のために音楽を教える授業を持っていた
意外と童謡などの歌を知ってはいなかった 若い母親があまり歌ってあげてない
言葉 判らない言葉が増えてきた   仕方がないと思ったこともある
たとえば、歌の中にある「工員さん」 を銀行員と思ったりする人がいる 
ペットボトルのお茶しか飲まない人は茶柱が解らない 

日本青少年文化センターの常務理事を務める  
生の音楽会を学校に届けてゆく  60年間やっている  
福島県 広野町 童謡大使をしている  5000人の人が疎開してしたが除染が進んで、町役場は戻ってきた 
19年間 コンサートをやり続けてきた  地方の言葉を活かした、歌になっていたりする
四世代が一緒に来ていただいて音楽会を開催したい