2016年12月25日日曜日

奥田佳道(音楽評論家)    ・奥田佳道の“クラシックの遺伝子” 

奥田佳道(音楽評論家)    ・奥田佳道の“クラシックの遺伝子” 
バロック音楽の原点 、バッハ 近代のアーティストによって突然蘇る。
グレン・グールド カナダの孤高のピアニスト、デビュー版でバッハのゴルトベルク変奏曲をピアノで演奏する、1955年。
*ゴルトベルク変奏曲(ピアノ バッハの時代にはピアノは無かった、チェンバロ)
1981年にも,もう一度、更にゆったりして演奏した。(ピアノでバッハの旋律を蘇らせた功労者)
日本にも、バッハのゴルトベルク変奏曲をライフワークにした音楽家がいます。
清水 靖晃さんがゴルトベルク変奏曲に魅了されて、1983年ごろからバッハの無伴奏テェロ組曲をサクソフォーンで演奏して驚かせました。
2010年にゴルトベルク変奏曲に取り組み、5人のサクソフォーン奏者と4人のコントラバスの奏者でゴルトベルク変奏曲を演奏しました。
2014年にゴルトベルク変奏曲の全曲を完成させました。
*ゴルトベルク変奏曲(清水さん他)
現代に新たな形でバッハが蘇る。
新日本フィルハーモニー交響楽団のソロコンサートマスターの崔 文洙(チェ・ムンス) さん(バイオリニスト)とその音楽監督になった指揮者の上岡 敏之さんがピアノを弾いてバッハのバイオリンソナタを録音しました。
*バッハの、バイオリンとオブリガード・チェンバロの為のソナタから、アレグロの音楽。(上岡 敏 之、崔 文洙)
*バッハ平均律クラヴィーア曲集のプレリュード(ピエール=ローラン・エマールのピアノ)

バッハの音楽をライフワークにしたジャズミュージシャン、ジャック・ルーシェ
1950年代からバッハの音楽をジャズのピアノトリオで演奏してきた、プレイ バッハ トリオ。
*バッハ平均律クラヴィーア曲集のプレリュード(ジャック・ルーシェ トリオ)
バッハのカンタータ 140番をバッハ自身がオルガンに編曲し、時空を超えて世界に広めて行った。
*目覚めよと呼ぶ声あり(ジャック・ルーシェ トリオ)