2015年9月21日月曜日

森本早苗(化粧品訪問販売員)   ・80代のカリスマ・セールスレディー

森本早苗(化粧品訪問販売員)   ・80代のカリスマ・セールスレディー
84歳(昭和6年生まれ)の森本さんは化粧品訪問販売の仕事を始めて56年、今でもマイカーを運転し、お客様のお宅を訪問する現役のセールスレディーです。
持ち前の仕事に対する情熱と客様を大切にする気配りで勤務する会社で初の月間売上100万円累計売上1億円達成第一号など輝かしい営業成績を残しまして、地域を統括するマネージャーにも抜擢されました。
20年前支店長を希望退職してセールスの現場に戻った森本さんはその後も水を得た魚のように、愛車を駆ってお客様の家庭を訪問して、化粧品のセールスを続けています。
カリスマ的な営業成績の秘密は、80代になっても元気に仕事が続けられる情熱はどこから来るのか、伺います。

実家が愛媛県今治市で、家も古いと、学校を卒業すると、縁談話を持ってくるので、縁談から逃れるために東京に来ました。
会社がすぐそばで面接に行ったら、成績をグラフで表されていて、自分に合っていると思った。
常に一番がいいとの思いがあり、やりがいがあると思った。
1カ月の累計が50万円社員はいたが100万円社員は私が初めてです。
当時大卒の初任給が1万2000円ぐらいだったがその時私は10万円取っていました(退職金は無し)
1億円を達成したのは昭和52,3年ごろです、会社の中で最速でした。
秘訣は私の本を読んで見て貰えれば分かりますが、一口で言うとお客様を綺麗にしてあげることです。
朝7時には化粧をして、化粧して電話するのと、化粧しないで電話するのとでは声の張りが違います、早く人に会いたくなります。
デパートでは次に行くときは担当者が違うが、私等の場合は担当者が同じなので健康状態が判る。
綺麗にしてあげればお客さんのためには親切だと私は解釈している。

私は夢を販売すると思っているので、「訪問販売お断り」の表記には気にならない。
綺麗にしてあげると家族も喜ぶ、食卓も華やぐ。
お客さんのトイレは絶対借りない様にしている。(相手の嫌がる様な事はしない)
夏などはアイス買ってお孫さんにどうぞと言って渡したりすると、食べなくては溶けてしまうので、食べていただけるが、取っておけるものだと返されてしまうかもしれない。
その時売れなくても、次に行けるような「見込み」、将来の布石になる様な事は行う。
車で行くメリット→駐車料金を取られるので長居をしない、(もうちょっと話していて貰いたいなあと言うぐらいで帰る)
お客さんを車で歯医者さん等にお送りする事、迎えも出来る。(これは私のみ)
話し下手でも聞き上手になる事はすごく大事。

服装は白が多い、相手も気持ちが明るく感じる。
時間は一番大事です。(決めるのに2,3分で品物決めるのと、1時間で決めるのでは、時間のロスがある)
相手の名前、家族の名前なども知っておくことも大事。
礼状などは封書でなく葉書で、短く直筆で行う、メールは駄目。
気配りをする人は成績もいいという事です。
約束の時間に遅れてしまった場合は先ずお詫び、ちょっとした品物(会社の品物ではなく自分で身銭を切った物)を渡す。(言い訳をしない)
いつでも来ていいと言われたら、直ぐにいつかをこちらから言って確認した日を決めて伺う様にする。
プライベートのこと、選挙の時の政治のことは、言わないようにした方がいい。

20年前支店長を希望退職、自由にものが言える事になる、直にお客さんの声が聞ける。
色紙には「行動」と書いて配るが、社長室にも飾ってあります。
高齢化社会になり、訪問販売は喜ばれるが、車で行くと、息子は事故を気にしている。
車の中は勉強部屋です。
長い付き合いをしていると、私の方が長生きしたら死化粧させてくださいと言ってあげる人もいます、そうすると相手も安心します。
90歳までお伺いしますと言っています。