2013年8月26日月曜日

天野祐吉            ・隠居大学(松尾貴史)

天野祐吉            隠居大学(松尾貴史
TV、ラジオ、映画、舞台、エッセイ、イラスト、折り紙など幅広い分野で活躍されています
53歳 隠居大学に呼ぶには申し訳ない人
「何故宇宙人は地球に来ない」 本 
折り紙作家 人の顔しか折らない  似顔絵的なもの
最初、学生時代に依田先生がいて、折って見た  それが第一号 
面白くなって、個展をやったりした  総理大臣の顔を折ったりした
権威のある人をからかう (芸として)  ユーモアで風刺することはマスメディアにとって必要と思うが、最近は無い  めんどくさがれる(扱いたくない)
英国、モンティーパイソンが好きで、インテリの人たちが集まって、権威も権力、弱者も全部ひっくるめて、笑いの場において一切差別しなかった

どんなに文句をいわれても、理論武装をしてやっていた 腹をくくってやっていた
局の担当者は戦々恐々としていたとは思うが、人気があって続いた
日本では現場で事なかれになって、皆が安心出来るものしか放送できなくなる
これで傷つきますかというような、判断能力を共有していないと本当に面白いものは続かないのでは無いかと思う
大島渚さんのものまねを若い頃していたが、御病気になり言葉が不自由になり、それを真似するのには抵抗があると言ったら、それをあえてやるのが批評というものだろうと、本人から怒られたが、本人から了解を得たが、でも私にはできない(本人以外から怒ってくる)

朝まで生TV  概ね月に一度テレビ朝日系列(ANN系列)で放送されている、政治関連を中心とする討論系深夜長寿番組である
中島らもの劇団にいた グラフィックデザイナーになりたかったので、プレゼンテーションでは話し方がうまくないといけないので、話し方教室に行ったら、ナレーションの斡旋が習っている人たちに来る(ギャラが安いので)
ナレーションをやっているうちに、お笑いのネタを作って、気がつくと漫談をやったり、物まねをやったりしていたが、中島らもさんが劇団を始めるけど一緒にやらないかといわれた
朝日新聞で「明るい悩み相談室」 何にも相談になってないとの批判あり
頻繁に批判する人は、さびしがり屋なのではないか(父もそうだったが)

くそ爺になりたいと思っている(画面に向かってぶつぶつ言っているような)
そのままTVを受け取ってはいけないのでは(ちょっと距離をおいて)
TVに向かって言っているのは、無駄なことだとは思わないで、どっかでTV局に届くのではないか
最近は物まねでおちょくっているのは、あんまりない
TVで歌真似、物まねがすごく多いが、そっくり似ているだけでは面白くない
似ている中に、本物を茶化している、皮肉っている、本物の癖を暴いている、そういう批評性が無いと面白くない
当たり前の事、常識を吐くのがコメンテーターで 専門的なことを言うのは解説者がしゃべればいい
普通に感じることを言えばいいのだが、普通に言うと言う事もなかなか難しい
うかつなことを言うとおろされてしまう事が、ままある
血液型はただの遊びでは済まない迷信 サブタイトル
所詮遊びではないかと、目くじらを立てることは無いのではないかという人もいるが、それよりも以外のほうが実はそこから起きる被害の方がおおきいのだと、いう事を書いているが本当にそうだと思う
遊びだと甘く見ているという、少なくともマスメディアがそんなことを放送するのは、と放送に同席した医者はその場面は席をはずす、そういったことも書いてある