大日向雅美(恵泉女学園大学 学長) ・村田町で語ろう!子育ての悩み 白鳥久美子(お笑いコンビ たんぽぽ)
多く寄せられたのが兄弟姉妹の育て方、自らのキャリアと両立についてです。
「兄弟喧嘩へのかかわり方。」
大日向:「兄弟喧嘩は鴨の味」と昔の人は言っていました。 噛み締めれば段々といい味がする。 時間が経つといい味が出てくる。 鴨の味にするのは裁かない事。(公平には裁けない。) 子供は平等に愛されたいとは思っていない。 私だけ特別ねと思っている。
喜怒哀楽は大事な感情です。 若い世代の人は感情を出すことに臆病なっています。 母親が怒っているという感情は大事です。
「自らのキャリアと両立について」
大日向:これは永遠の問題かもしれません。 ご夫婦で、あるいは自分で考えて大丈夫です。 正解は無いと思います。 決めたら突っ走る。 頑張っている人を応援しようという時代になってきています。
「0歳の子供、私が育児休業、夫は働いています。 子供を抱っこしてご飯を作って
大日向:気が付かないことが多いと思うので、場面を変えて喫茶店とかで気持ちを吐露すると、気が付かなかったと言ってくれる夫もいるそうです。 妻の気持ちを言っていくことも大事かもしれないですね。
*子供がいたら帰りなさいという上司がいてもいいですよね。(拍手)
「子持ち様」→子供を育てている人が優遇されているのではないかと言う言葉。
「父親同士のかかわり方」
大日向:普段から仕事場で子供のことを話していれば、ちょっと早く帰らなければいけない時に、共有していれば理解ある反応をしてくれる。
「子育てのやり方で失敗したりして、妻から信用を失ってしまった。」
大日向:母親も失敗を日常茶飯事でやっています。 母親は子供との通訳の役割もあります。
*子供の好きなスキルを一緒に楽しんだり、どんな日常の子育ても考え方一つだと思っていて、毎日楽しんでいただければなと思います。
絵本 「ジャッキーのしあわせ」朗読