2025年11月22日土曜日

大日向雅美(恵泉女学園大学 学長)      ・村田町で語ろう!子育ての悩み

 大日向雅美(恵泉女学園大学 学長)      ・村田町で語ろう!子育ての悩み                  白鳥久美子(お笑いコンビ たんぽぽ)

多く寄せられたのが兄弟姉妹の育て方、自らのキャリアと両立についてです。 

「兄弟喧嘩へのかかわり方。」

大日向:「兄弟喧嘩は鴨の味」と昔の人は言っていました。  噛み締めれば段々といい味がする。 時間が経つといい味が出てくる。 鴨の味にするのは裁かない事。(公平には裁けない。)  子供は平等に愛されたいとは思っていない。  私だけ特別ねと思っている。 

喜怒哀楽は大事な感情です。  若い世代の人は感情を出すことに臆病なっています。  母親が怒っているという感情は大事です。 

「自らのキャリアと両立について」

大日向:これは永遠の問題かもしれません。  ご夫婦で、あるいは自分で考えて大丈夫です。 正解は無いと思います。  決めたら突っ走る。  頑張っている人を応援しようという時代になってきています。

「0歳の子供、私が育児休業、夫は働いています。  子供を抱っこしてご飯を作って

大日向:気が付かないことが多いと思うので、場面を変えて喫茶店とかで気持ちを吐露すると、気が付かなかったと言ってくれる夫もいるそうです。  妻の気持ちを言っていくことも大事かもしれないですね。

*子供がいたら帰りなさいという上司がいてもいいですよね。(拍手)

「子持ち様」→子供を育てている人が優遇されているのではないかと言う言葉。

「父親同士のかかわり方」

大日向:普段から仕事場で子供のことを話していれば、ちょっと早く帰らなければいけない時に、共有していれば理解ある反応をしてくれる。 

「子育てのやり方で失敗したりして、妻から信用を失ってしまった。」

大日向:母親も失敗を日常茶飯事でやっています。  母親は子供との通訳の役割もあります。  

*子供の好きなスキルを一緒に楽しんだり、どんな日常の子育ても考え方一つだと思っていて、毎日楽しんでいただければなと思います。 

絵本 「ジャッキーのしあわせ」朗読