あご勇(コメディアン・“スペシャル添乗員”)・芸能生活50周年~還暦からバスツアー添乗員に~
あご勇さんは1957年千葉県出身。 1974年に民放テレビ番組の「素人コメディアン道場」で7代目チャンピオンの座を獲得。 同じ優勝者仲間たちとコミックグループ「ザ・ハンダース」を結成し、コミックソング『ハンダースの想い出の渚』は約30万枚を売り上げ、有線大賞新人賞を獲得。 数々のバラエティー番組で活躍しました。
「素人コメディアン道場」へ出場して5週勝ち抜いてチャンピオンになりました。 ドリフターズの若手をという事で、6人なので1ダースの半分なので「ハンダース」と言う名前になりました。 清水アキラさんとか、桜金造さん、中本賢さんとかがいました。 渡辺プロダクションには入れてもらえませんでした。 『笑って!笑って!!60分』(TBS)などにレギュラー出演する。 漫才コンビ「アゴ&キンゾー」を結成『お笑いスター誕生』に挑戦、ゴールデンルーキー賞から10週勝ち抜きグランプリにも輝きました。バセドー病になってしまって芸能界を辞めようかなと思いました。 収入も沢山になって、酒を飲んだりして遊んじゃいました。 今度は白内障になってしまって、桜金造さんとももめてしまって、芸能界を辞めてしまいました。 (実家の千葉に戻る。) 芸能界に戻ろうと思ったら、千昌夫さんが声をかけてくれて、桜金造さんとのコンビが復活しました。
清水あきらさんとも会って、仕事をさせて貰うようになりました。 清水あきらさんが出る、バス会社主催の大感謝祭が1年に一遍やっていました。(1500人ぐらい呼んで劇場でやっていた。) バス会社の社長と知り合いになって、バスツアーをやろうという事になりました。 資格を取って還暦からバスツアーをやる様になりました。(8年前) トイレの問題など大変でした。 昼食を境にお客さんの雰囲気が変わって来ます。 最初のころは自分中心で面白いことを言ったりしていましたが、面白いことを言っていればいいわけではなく、謝らなければいけないようなことも、しなかったりしました。 段々要領を覚えていきました。 添乗員は1万歩ぐらい歩きます。 ディナーショーなどの司会もやっています。 バスの中では人数が少なかったりしていますが、人前でやることは絶対大丈夫だと思うようになりました。
夢は一人芝居をやりたいなあと思っています。 大きな荷物を持った行商のおばあさんの一人芝居をやりたいです。 いろいろな人生が出て来て、笑いもあり、最後はグッとくるようなものをやりたいです。