2012年2月5日日曜日

宮治勇輔(農業)         ・六本木を農業の発信基地に

 宮治勇輔(農業)          六本木を農業の発信基地に  
6年前脱サラして養豚農家を継ぐ 
去年レストラン六本木で生産者に材料を持ち寄って貰いバーベキューをやったところ大盛況だった   六本木レストランは小さな温室農園付きレストランで農家の若手後継者にとってライブハウス的な存在です 農業の発信基地にもなっています  
2009年NPO法人 農家の子倅ネットワーク を立ち上げる 
農業改革の先頭になって活躍している
一軒屋レストランにガラスコンテナを用意してイチゴ ハーブ等いろいろ展示場として作っている
農業を宣伝するにはとってもいい場所だと思う
バーベキューを開催 農家がお客と交流する機会がない お客の反応を気にしている 
バーベキューの材料を持参する  
本場の芋煮、 キムチ スープを作ったり、実家は元々農家 サラリーマン 
人材派遣会社に勤めていた(あらゆる部門にて仕事をする) 
農業だけはやりたくないと思っていた  
会社の社長を目指していた(歴史に興味が有りそちらからその様に思うようになった)
2005年に会社を辞める 弟が先に会社を辞める 
プロデュース担当 自分の家の豚がどう販売されているかは絶対に判らない

「宮地豚」と名前を付けて販売することにする バーベキューで先ず使用することにする 
「農家の子倅ネットワーク」を立ち上げる  ビジネスの経験を積んでいる事が良かった
農家の平均年齢は65.8歳 農業人口は260万人 2040年にはゼロになってしまう(単純計算) 新規就農者はやるのにいろいろハードルがあって厳しい  
実家で農業をするのが就農するのが容易  
生産からお客さんの口まで届けるのが魅力が有ると思う 
カッコよく 感動が有り 稼げる 「3K」
高齢化 人口減少 日本で今後規模を拡大してゆくのはあんまり良いことではないと感じた  
都心で働いている人で実家が農家であることが結構いる

実家で農業でもやろうかなと考えている人がいる  その支援をしたい 
縁が有り六本木で一緒にやって下さる方がいてそこでやる様になった
六本木農園は 他の飲食店とは決定的に違うものを持っている  農家ライブをやっている  
音楽業界に例えると レコード店は自分の商品を販売してもらえる
自分の思い 歌唱力を伝える事ができない 
音楽業界はライブハウスが有ってラブハウスに行けば自分の思い 歌唱力を直接お客さんに伝える事が出来る

素人でも借りる事が出来る  農家にはライブハウスに相当するものがない  
トークライブ お客さんが食事をしている時に 自分の思いを伝える
うちの物はおいしいですか と聞いて回る 週に1回、2回程度実施  
1万5000人にメールを送っている 情報発信  自由参加
お客さんの反応がいい  感度の高い人がおおい 
「農家の子倅ネットワーク」を全国に広げたい 各地域に作りたい 
農業者だけが集まってもうまくは行かない 異業者が入ってくれた方がうまくいく
事務方、企画者が農家の人には不得手  これからは地方の時代になるのではないか
地方の活性化に観光だけでは魅力がいまいち 地方に行って魅力は おいしい物を食べること 面白い人に出会う これがたのしみ
先ずはおいしい農産物が必要